仮想通貨での投資は危険！？実際に始めて感じたリスク・メリット・デメリット

仮想通貨は、一般的にも認知度が上がり、投資で大きな利益を得たと申告する人もいて魅力的に見えますよね。

ですが、「仮想通貨詐欺にあった！」、「ハッキング被害があった！」というニュースも過去にはありました。

結論から言うと、何も考えずに行う投資は危険です。

仮想通貨に限らず、投資を行うときにはリスクや注意点をしっかりと確認する必要があります。

ここでは、

についてまとめています。

メリットや大きな利益に目が奪われがちですが、さまざまな情報を冷静に見ていきましょう！

仮想通貨の特徴・メリット・デメリット

そもそも仮想通貨は、実体のない物なので『なんとなく怪しい』というイメージがありますよね。

ですので、まず知ることから！

仮想通貨の特徴・メリット・デメリットを確認し自分にとって向いている投資なのか判断していきましょう。

仮想通貨の特徴

仮想通貨はデジタルデータで記録されている通貨です。

円やドルの様に政府が発行する通貨とは違い、カタチがありません。

また、仮想通貨について法的な規則が整備されていないため、これからの法規制によっては仮想通貨の市場が大きく変化するかもしれません。

仮想通貨のメリット

メリット①短期間で大きな利益を得られる可能性がある

仮想通貨は、株やFXと比べて価格の変動率が大きいと言われています。

実際に、1日の中でも価格の変動が激しいです。

 　

タイミングよく低い価格で買って、高値で売ることができたら短期間で利益を出すことも可能です。

ですが、先々の価格変動を予想するのは困難なので、大きく投資すると大きく損をする可能性もあります。

メリット②いつでも取引ができる

仮想通貨の取引は、インターネット環境があれば24時間いつでもできます。

仮想通貨は、従来のお金の様な金融機関を介さずに取引しているので、時間に関係なく自分のタイミングで売買できることが魅力のひとつです。

メリット③世界的な流通が可能

通常、海外への送金には送金手数料・為替手数料・受取手数料など、コストも時間もかかってしまいます。

その点、仮想通貨だとインターネットでの取引なので世界中どこへでも送金可能です。

手数料も割安な場合が多いので、海外展開を考えている企業や個人にとってチャンスかもしれません。

仮想通貨のデメリット

デメリット①価格変動が激しい

”大きく儲けることができるかもしれない”ということは、”大きく損をするかもしれない”ということです。

価格の変動率が大きいのは、メリットでありデメリットでもありますね。

デメリット②セキュリティ面で不安がある

取引をインターネット上で行うので、ハッキング被害にあう可能性があります。

過去にも、数百億単為で被害がでています。

ただ、海外の取引所でのハッキング被害が多く、国内の仮想通貨取引所では2021年に「Liquid by QUOINE（リキッドバイコイン）」、2018年には「Coincheck（コインチェック）」でのハッキング被害が有名です。

各社セキュリティ対策には相当な労力を使っていますが、100％絶対に安心！とは言い切れません。

デメリット③普及していない

キャッシュレス化は進んできてはいますが、仮想通貨の利用が普段の生活にまだまだ普及していません。

仮想通貨取引所を通して料金の支払いができるサービスもありますが、ごく少数です。

海外では仮想通貨を法定通貨としている国もありますが、日本ではまだまだ浸透しているとは言えません。

仮想通貨投資の注意点

仮想通貨に限らず、投資には元本割れのリスクがあり、そのリスクをゼロにすることはできません。

ですが、注意点を知り対応を考えておくと損失を最小限にすることができるでしょう。

注意点①レバレッジ取引

レバレッジをかけた取引は短期間で大きな利益を出せる可能性がありますが、反対に大きな損失が出てしまう可能性もあります。

ですので、レバレッジ取引をする場合は慎重に判断する必要があります。

過度なレバレッジ取引は避けたほうが安心でしょう。

注意点②価値がなくなる可能性

世界には、約2万種類の仮想通貨が存在すると言われています。

そのすべての価値が上昇している訳ではなく、暴落し価値がほぼゼロになったケースもあります。

上記のように価値がほとんど無くなる可能性もあります。

注意点③税金

仮想通貨の取引で所得が20万円を超える場合、所得税の課税対象になります。

仮想通貨の所得＝売却益－必要経費（購入費用・手数料など）が20万円以上であれば、確定申告が必要になります。

申告を忘れてしまうと延滞税などの支払いを課せられるので、しっかりと確認し申告しましょう。

仮想通貨の将来性

投資において、将来を予想することはむずかしく、投資家個人で意見が分かれます。

先日行われたG7でも、金融デジタル化について話されているので、日本だけでなく世界的に法整備されていくのではないでしょうか。

＼#G7新潟／
G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議は共同声明を採択し、３日間の日程を終えて閉幕しました。
共同声明の詳細はこちら▼https://t.co/V1Vgq4IB4I

写真は、議長国会見の模様です。 pic.twitter.com/Tfytu0R6lw

— 財務省 (@MOF_Japan) May 13, 2023

法整備などの内容によっては、仮想通貨のあり方が大きく変わる可能性もあるので注視していきたいです。

まとめ

仮想通貨は実体のないモノなので、どうしても危険なイメージがぬぐい切れません。

ですが、上手に活用できれば利益を得る可能性もあります。

反対に損失が出てしまう可能性もありますが…。

仮想通貨に限らず、投資は余裕資金で行うことが望ましいですね。