これは、今から少し前にあった出来事です。
私は、前々から投資に興味があったので実践したいと考えていました。
税制優遇があるiDeCoやNISAを活用したいと旦那さんに話をしたところ、タイトルにあるように「投資は危ないからやめなよ!」と言われてしまったのです。
ということで、この記事では私が投資を始めるために、旦那さんに聞いたこと・話したことをまとめていきます。
同じように、投資を始めたいのに身近な人から反対されている!というアナタの参考になれば幸いです。
では、具体的に何をしたのか説明していきますね。
目次
「投資は危ないからやめなよ!」と言う理由とは?
まず、旦那さんがなぜ「投資は危ない!」と思っているのか聞いて、それが正しい情報なのか確認することにしました。
旦那さんは、
- 投資はギャンブル
- 投資はお金持ちがすること
- 投資は失敗すると借金ができる
というネガティブなイメージを持っていたので、実際には違うことを伝えました。
イメージ①投資はギャンブル
投資はギャンブルではありません!
投資とギャンブルが同じように考えられるのは、似ている部分があるからです。
《投資とギャンブルの似ている部分》
- 将来の利益が保証されていなくて、結果が不確定
- ハイリスク・ハイリターン
- 運や勘で利益が出ることがある
確かに、投資とギャンブルには共通する部分がありますが、全くもって別物です。
投資とギャンブルの違いは下記のようになります。
投資 | ギャンブル | |
目的 | 将来的な資産形成や収益の増加 | 勝負による金銭的な利益 |
リスク | リスクとリターンのバランスを考え行う | リスクを負って大きな利益を得ることを目指す |
情報 | 企業の財務状況や市場情報などを分析して判断する | 運や勘を頼りに結果を予想する |
時間 | 長期的な視点で行われる | 短期的な視点で行われる |
投資は、リスクとリターンのバランスを考えながら長期的な視点で資産を増やしていこうとする方法です。
ギャンブルは、短期的な視点で勝負の結果により利益を得ることが目的です。
ですから、投資はギャンブルではないことが説明できます。
イメージ②投資はお金持ちがすること
投資は、少額からでも始めることができます。
100円から投資が可能な証券会社もありますし、税制優遇のあるiDeCoは月5,000円から加入できます。
株式投資では1株から買える銘柄もあるので、数百~数千円で投資ができます。
投資は、資金が必要なのでお金持ちだけができることだと思われがちですが、実際には少額からでも始めることができますし、投資の知識やスキルは誰にでも身につけることができます。
むしろ、私のような普通の人が将来のために始めた方が良いのでは?と感じています。
イメージ③投資は借金ができる
普通に投資する場合、借金はできません。
購入した株の価値がゼロになったとしても、購入した金額分だけ損失にはなりますがマイナス(借金)にはなりません。
《投資で借金ができる可能性》
- 借金をして投資資金を作っている
- 高すぎるレバレッジで損失をだした
レバレッジとは、少額の資金で大きな投資ができる仕組みのこと
レバレッジを利用することで、資金効率を上げることができますが、同時にリスクも高くなります。
投資においてはリスクを最小限に抑えるためにも、十分な知識や経験を持つことが大切ですので、初心者がレバレッジを利用することはすすめません。
自分の無理のない範囲内で投資をする分には、借金の心配はないのではないでしょうか。
投資のリスク・対処法
投資は、通常の預金よりも高い利回りが期待できる一方で、元本割れのリスクもあります。
しかし、適切なリスク管理をすることで最小限に抑えることができるでしょう。
投資のリスク
投資にはさまざまなリスクがあります。
- 価格変動リスク:株や債券などの価格が変動する可能性のこと。
- 金利変動リスク:金利が変動する可能性のこと。
- 信用リスク:投資先が財政難などで、利息などの支払いができなくなる可能性のこと。
- 流動性リスク:換金のしやすさや市場に出回る数のことなど。
- 政治リスク:国内外の政治情勢が不安定になることにより、資産の価値に影響がでる可能性のこと。
さまざまなリスクがありますが、これらは投資先や投資方法によって異なります。
投資目的や投資資金、どのくらいまでならリスクに耐えられるのかなど、自分にあった投資先を選択する必要があります。
リスクに対しての対処法
リスクは完全にゼロにすることはできないので、リスクを認識したうえで無理のない投資を行う必要があります。
そして、さまざまあるリスクを最小限にするための対処法がいくつかあげられます。
- 自己分析:自分自身の投資目的やリスクに対しての許容範囲を明確にして、それに合わせた投資行動をする。
- 投資先の情報収集:投資する前に投資先の財務状況や市場動向、競合他社の状況など、色々な情報を収集して検討することが大切です。
- 分散投資:投資先を複数に分散することがリスク分散につながります。例えば株式投資の場合、異業種・複数の銘柄を保有するなど。
これらの対処法を実践することで、投資のリスクを最小限に抑えることができます。
分散投資やリスク管理を行い、リスクを最小限に抑えながら、長期的に投資を続けることで、利益を得る可能性があります。
投資をする目的・目標を明確に!
投資をする上で、明確な目的や目標を持つことはとても大切です。
なぜなら、目的や目標がハッキリしていると、どのような投資をすれば達成できるのかが明確になります。
《長期的な資産形成:老後資金・教育費など》
- iDeCo・NISAの活用
- 投資信託
- 株式投資
- 貯蓄型保険 など
分散投資などでリスクを抑えながら運用できるが、時間がかかる。
《短期的な資産形成:旅行・車・住宅購入など》
- 株式を短期間で売買する
- FX
- 暗号資産 など
比較的短期間で資産を増やす可能性があるが、リスクが高い。
長期的・短期的な資産形成には、それぞれ特徴があるので、自分の目的・目標に合わせて適切な投資方法を選択することが大切です。
まとめ
- 投資は、ネガティブなイメージを持たれやすいが、実際には違います。
- 投資のリスクはゼロにできないが、それを最小限に抑えるための対処法がある。
- 投資をする目的・目標を明確にすることで、投資計画をたてられる。
投資未経験だった私が、「投資は危ないからやめなよ!」という旦那さんに説明したことは以上です。
始めたタイミングが良くなく、最初の1年はマイナスでしたが、今はプラスに推移しています。
20年間運用していこう!と考えているので、途中で価値が下落することもあるでしょう。
ですが、せっかく税制優遇のあるiDeCo・NISA制度があるので、上手に活用しながら将来に備えたいと考えています。
それでも「投資はイヤ!」と反対されるのなら、定期預金や国債など、リスクもリターンも低い金融商品から始めてみてはいかがですか?