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【メリット・デメリット解説】楽天銀行と住信SBIネット銀行は結局どちらがいいの?

【メリット・デメリット解説】楽天銀行と住信SBIネット銀行は結局どちらがいいの?
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悩む女性
悩む女性
楽天銀行と住信SBIネット銀行、結局どちらが良いの?
  • ネット銀行と言えば、楽天銀行と住信SBIネット銀行が有名だけど口座を作るならどっち?
  • 使いやすさは?
  • 金利や手数料はどのくらい?

ネット銀行に口座を持ちたいけど、どこにするか決められないアナタ!

私は楽天銀行・住信SBIネット銀行どちらにも口座を持っているので比較してみました。

楽天銀行が向いているひと 住信SBIネット銀行が向いているひと
  • 普通預金で貯めていきたい
  • 楽天市場・楽天カードを使っている
  • 外貨預金がしたい
  • 他行への振込が多い
ささえ
ささえ
結論から言うと、どちらのネット銀行も使っていて問題はないですし、不便さも感じません。

アナタが何を重視するのかで、より適しているネット銀行がどちらなのかがわかります。

では、ひとつづつ説明していきますね!

楽天銀行』VS『住信SBIネット銀行』

『楽天銀行』VS『住信SBIネット銀行』

わが家では銀行口座を①生活予備費・生活費、②子供の学費、③それ以外の3種類に分けていて、③のそれ以外の口座をネット銀行に開設しています。

《わが家のネット銀行の使用目的》

  • 楽天銀行(ささえ名義)NISA、楽天クレジットカードの引き落とし
  • 住信SBIネット銀行(旦那さん名義)iDeCo、NISA、クレジットカードの引き落とし

2つのネット銀行とも投資用と生活用が一緒になっています。

本来であれば『投資用』と『生活用』を分けて口座管理した方が良いのでしょうが、同じ口座でも個人的には問題ないです。

普通預金で貯めていきたいなら『楽天銀行』

なぜなら、金利が圧倒的に高いから!(2024年9月3日時点)

楽天銀行 住信SBIネット銀行
普通預金金利 0.10%

楽天カードの引落がある場合→0.12%

0.02%
証券会社との連携口座 マネーブリッジ

0.18

(残高300万円を超えた分は0.12%)

ハイブリッド預金

0.03%

普通預金金利で5倍、楽天カードの引き落としがある場合には金利に6倍の差があります。

それぞれの証券会社との連携口座でも6倍の違いがあります。

数字だけ見ると微々たる差ですが、預けているだけで受け取れるお金なので多い方がいいですよね?

ですので、普通預金で貯めていくなら『楽天銀行』がオススメです。

楽天市場・楽天カードを使っているなら『楽天銀行』

なぜなら、ポイントが貯まりやすいから。

ネット銀行に口座を持っていなくても普段から楽天のサービスを利用していませんか?

条件を満たすと楽天市場での買い物で最大16倍のポイントが貯まるのでお得にネットショッピングができます。

今なら、楽天カード新規入会キャンペーン開催中!

持っていない方は楽天銀行と一緒に申し込むとお得に買い物・貯金ができますね!

普段から、楽天市場・楽天カードを使っているなら『楽天銀行』がオススメです。

外貨預金をするなら『住信SBIネット銀行

なぜなら、金利が高いから!(2024年9月3日時点)

外貨普通預金 楽天銀行 住信SBIネット銀行
アメリカドル 0.01% 0.40%
ユーロ 0.01% 0.20%
オーストラリアドル 0.01% 0.40%
イギリスポンド 0.01% 0.40%
ニュージーランドドル 0.01% 0.40%
南アフリカランド 0.50% 1.60%

日本円での金利よりも高いので、興味のある方も多いのではないですか?

アメリカドル定期預金 楽天銀行 住信SBIネット銀行
7日 4.00% なし
1か月 0.41% 2.0%
6か月 1.01% 4.8%
1年 1.21% 4.4%

楽天銀行は7日間定期預金の金利が高いですが、それ以外は圧倒的に住信SBIネット銀行の方が金利が高くなっています。

金利は高いですが、外貨預金には為替コスト(手数料)がかかり為替変動により元本割れになる可能性もあるというリスクを忘れずに!

リスクも理解したうえで、外貨預金をするなら『住信SBIネット銀行』がオススメです。

振込が多いなら『住信SBIネット銀行』

なぜなら、住信SBIネット銀行は「スマート認証NEO」に登録するだけで、振込手数料の無料回数が5回になるから!

「スマート認証NEO」とは、銀行アプリとスマホを紐づける認証機能です。

楽天銀行は「ハッピープログラム」・住信SBIネット銀行は「スマートプログラム」というランク分けがあり、それぞれのランクに応じてATM手数料・他行振込手数料の無料回数が変わります。

楽天銀行

ハッピープログラム

住信SBIネット銀行

スマートプログラム

条件
  • 残高100万円以上
  • または取引20回以上
  • または給与・賞与・年金の受取口座に指定し、実際に受け取りがある場合の翌月
スマート認証NEOに登録するだけでランク2になる
無料回数 月3回 月5回
無料回数以降の手数料 145円(税込) 77円(税込)

無料回数以上、他行への振込があると手数料がかかってしまいます。

無料回数が増える条件が簡単なので、他行への振込が多いなら『住信SBIネット銀行』がオススメです。

楽天銀行』『住信SBIネット銀行』メリット・デメリット

『楽天銀行』『住信SBIネット銀行』メリット・デメリット

それぞれの銀行にどんなメリット・デメリットがあるのか気になりますよね?

使っているからこそ感じる点を挙げていきますね。

楽天銀行のメリット

  1. 普通預金の金利が高い
  2. 楽天のサービスを使うことでお得にポイントを貯められる
  3. 提供しているサービスが多い
  4. 利用できるATMが多い
  5. 楽天証券との入出金がスムーズ

普通預金の金利が高い

楽天カードの引き落としがあると金利0.12%。

証券口座との連携で0.18%の金利。

楽天のサービスを使うことでお得にポイントを貯められる

条件を満たすと楽天市場での買い物で最大16倍のポイントが貯まるのでお得にネットショッピングができます。

もらえるポイントが増えるキャンペーンを狙って買い物するとさらにポイントが貯まりますね。

③提供しているサービスが多い

楽天市場・証券会社・保険・ローン・宝くじなどのほかにも、楽天モバイル・楽天ペイ・無料通話&メッセージアプリ楽天Viber・ラクマなど、多数のサービスが提供されています。

④利用できるATMが多い

  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • ローソン
  • E.net(コンビニATM)
  • PatSat(ステーションATMパッとサッと)
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • VIEW ALTTE(ビューアルッテ)

これだけあれば、お家のすぐ近くにもきっとあるハズ。

⑤楽天証券との入出金がスムーズ

マネーブリッジ設定をすると、楽天証券で取引するときに資金が不足しても、楽天銀行の預金残高から不足分を自動入金できます。

自分で資金を移す手間がなく優遇金利が適用されて、ラクなのにお得です。

楽天銀行⇔楽天証券の入出金にかかる手数料は無料です。

楽天銀行のデメリット

  1. 実店舗がないので対面で相談できない
  2. 口座残高が少ないと手数料無料回数が少ない
  3. 他行振込手数料の無料回数が少ない

①実店舗がないので対面で相談できない

何か疑問や相談したいことができたとき、実店舗の店頭窓口がないので対面で相談できません。

ですが、電話・メールでの問い合わせの他にも、24時間いつでも利用できるAIチャット、営業時間内でのオペレーターとのチャットなどのサポートがあります。

②口座残高が少ないと手数料無料回数が少ない

残高100万円以上でATM利用手数料が月に5回無料・他行振込手数料が月に3回無料になりますが、残高10万円以上50万円未満になると1回づつになります。

残高10万円以下になると無料回数はありません。

③他行振込手数料の無料回数が少ない

他行振込手数料は最大でも3回です。

条件も「残高100万円以上、または取引20件以上、または給与・賞与・年金受取の翌月」と厳しくなっています。

住信SBIネット銀行のメリット

  1. 外貨預金の金利が高い
  2. 他行振込手数料無料回数が多い
  3. 目的別口座を作れる
  4. 提携NEOBANKサービスがある
  5. 便利なクイック入金ができる提携企業が多い

①外貨預金の金利が高い

為替コストや為替変動により元本割れになる可能性のリスクがありますが、圧倒的な高金利になっています。

最低500円から外貨積立ができるので気軽に始めることができます。

②他行振込手数料無料回数が多い

「スマート認証NEO」に登録するだけで、振込手数料の無料回数が5回になります。

ランク4になると、振込手数料が月に20回無料になります。

ランク4の条件

  • スマート認証NEOに登録
  • 外貨預金と仕組預金の月末残高合計が500万以上、または外貨預金と仕組預金の月末残高合計が300万円以上かつ住宅ローンを利用(仕組預金とは、特約付きの定期預金のこと)

③目的別口座を作れる

代表口座の他に『目的別口座を10個まで作れます。

円・外貨それぞれの普通預金口座と定期預金口座を分けて管理できますし、生活費用の口座・老後資金のための自動積立口座など別に作成できます。

④提携NEOBANKサービスがある

提携NEOBANKサービスとは、提携先企業と連帯したサービスです。

  • JAL NEOBANK
  • V NEOBANK
  • ヤマダNEOBANK
  • おうちバンク
  • SBI証券NEOBANK
  • 高島屋NEOBANK
  • SBIレミットNEOBANK
  • 第一生命NEOBANK
  • F NEOBANK
  • RENOSY BANK
  • ノムコムNEOBANK
  • みらいバンク
  • 京王NEOBANK
  • 三井住友信託NEOBANK
  • MATSUI Bank
  • ライブドアバンク

提携先のポイントが貯まったり、残高に関係なく各手数料無料回数が増えたり、それぞれに特典があります。

⑤便利な即時決済サービスが利用できる提携企業が多い

  • 証券会社~21社
  • 暗号資産交換業者~5社
  • FX(外国為替証拠金取引)・CFD他~29社
  • 保険会社~1社
  • 航空券~5社
  • ショッピング~5社
  • オークション~1社
  • ソーシャルゲーム~1社
  • 公営競技~1社
  • 決済代行サービス~7社

面倒な入力作業がなく、さまざまな場面で利用できます。

住信SBIネット銀行のデメリット

  1. 実店舗がないので対面で相談できない
  2. 普通預金金利が低い
  3. ハイブリッド預金は口座振替に利用できない

①実店舗がないので対面で相談できない

他のネット銀行と同様び、何か疑問や相談したいことができたとき、実店舗の店頭窓口がないので対面で相談できません。

ですが、チャット・メール・電話でのサポートがあります。(1月1~3日、5月3~5日、12月31日は対応していません)

カード紛失・拾得や相続・死亡、不正送金等の被害に関する連絡は24時間365日受付しています。

②普通預金金利が低い

普通預金金利が0.02%と低金利です。

ですが、これは通常の銀行の金利と同額なので極端に低すぎる訳ではありません。

ハイブリッド預金になると、0.03%の利息がつきます。

③ハイブリッド預金は口座振替に利用できない

ハイブリッド預金は、証券口座との資金移動がスムーズに行える口座です。

一般的な口座と違い、クレジットカードの引き落としや口座振替に指定できません。

まとめ

まとめ
楽天銀行が向いているひと 住信SBIネット銀行が向いているひと
  • 普通預金で貯めていきたい
  • 楽天市場・楽天カードを使っている
  • 外貨預金がしたい
  • 他行への振込が多い

それぞれにメリット・デメリットがあり、向き不向きの個人差があります。

ただし、通常の銀行の普通預金よりも金利は高くなるので、ネット銀行も活用して上手に貯金していきましょう!

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ささえ
40代、2人姉妹の母。 FP2級を独学で取得。 お金の勉強をしながら、iDeCo・つみたてNISAで資産運用を開始。 無理しない範囲で投資をしながら娘たちの学費・老後資金を準備中。 子供の悩み、将来の不安、日々の生活の困りごとなど、 気になるけれど他人にはなかなか聞きずらいことを記事にしていきます。